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キャラクター紹介
風海 純也(かざみ じゅんや) ◆
この物語の主人公。24歳。
警視庁警察史編纂室に所属する刑事。
階級は警部補。元は捜査一課のキャリア
組だったが、ある怪異事件をきっかけに
編纂室勤務になる。
日常に潜む闇を柔軟な思考で判断し、
常識では測れない怪異を科学・オカルト
の両面から見据えて調査できるバランス
感覚を持つ。
小暮 宗一郎(こぐれ そういちろう) ◆
風海と同じく、編纂室所属の刑事。
ベテラン刑事の風貌であるが、28歳の
独身。階級は巡査部長。
体育会系で階級を重んじ、年下である
風海を『先輩』と呼ぶ。
柔道三段、剣道三段、空手二段の熱血
漢だが、血や怪談話が大の苦手である。
犬童 蘭子(いんどう らんこ) ◆
警察史編纂室のヌシ。
怪しげな大阪弁をあやつる。
階級は警部。風海純也たちの上司である。
普段は、仕事もせずTVを観ているか、公営
ギャンブルへ出かけてしまうような自由人。
しかし、ごく稀にオカルトに対する博識ぶりを
披露したりと、とにかく公務員とは思えない
ほど謎の多い人物である。
賀茂泉 かごめ(かもいずみ かごめ) ◆
警視庁科学捜査研究所プロファイリング
研究チームに所属。24歳。
中学卒業後、渡米し、飛びぬけた知性で
プロファイリング技術を習得。
20歳にして大学を卒業し、FBI入りを希望
するも国籍の壁から断念。
警視庁に入庁以来、短期間に数々の難事
件の解決に携わる。現在、階級は警部補。
毒舌で高飛車で自分勝手だが、自覚は皆
無。
科学を妄信しており、オカルトを真っ向から
否定しており、何かと風海に突っかかって
くる。
霧崎 水明(きりさき すいめい) ◆
都内の三流大学・須未乃大学で講師を
務める民俗学者。
都市伝説やオカルトにおける知識はかな
りのもので怪異事件の解決の糸口になる
ことも多々ある。
中学生のときに両親を失って以来、父親
の親友だった風海純也の父の家で生活
を共にする。純也にとって実の兄同然の
存在。
長年追いかけている事件があるようだが、
本人は口にしようとしない……。
式部 人見(しきぶ ひとみ) ◆
鴨根大学付属病院の監察医にして、同
大学の助教授として法医学を教えている。
霧崎とは大学時代からの友人だが、対照
的なオカルト否定派。
己の信念を曲げず、怪異にも現実的な理
論でアプローチする姿は、編纂室の捜査
にも少なからず影響を与えている。
過去に怪異事件を体験し、心と体に大き
な傷を受けたらしいが、本人は決して語
ろうとしない。
間宮 ゆうか(まみや ゆうか) ◆
霧崎が講師を務める須未乃大学の学生で
勝手に助手を名乗っている自称・オカルト
ジャーナリスト。
『狗山女学校神隠し事件』の生き証人でも
あり、事件をきっかけに超常現象に強い興
味を持つようになる。
怪異事件の正体を解き明かすことに迷惑な
までの情熱を燃やし、その行動力は常に編
纂室のメンバーの手を焼かせる。
本人のやる気に反比例し、霊感は全くの0。
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